UK Biobankのデータを用いた研究より、リポ蛋白(a)(Lp[a])高値は、末梢動脈疾患、頸動脈狭窄症の発症、また、末梢動脈疾患患者におけるMALE(大切断、急性下肢虚血)への進行に関連していたことが、アメリカ、Broad Institute of Harvard and MITのTiffany R. Bellomo氏らにより、9月2日号のCirculation誌で報告された。
冠動脈以外のアテローム動脈硬化性血管疾患進行の予後マーカーとしてのLp(a)の評価

Bellomo氏らは、イギリスの22施設よりUK Biobankに登録された2006年から2010年に40-69歳であり、Lp(a)値の測定された460,...