VICTORIA試験の事後解析より、LVEFが低下した心不全患者において、2型糖尿病の状態にかかわらず、ベルイシグアトはプラセボと比較して、心血管死/心不全入院のリスクを有意に低下させたことが、アメリカ、Duke Clinical Research InstituteのMuhammad Shahzeb Khan氏らにより、10月1日号のJACC: Heart Failure誌で報告された。
糖尿病が心不全患者におけるベルイシグアトの効果と心血管アウトカムに与える影響: VICTORIA試験事後解析

VICTORIA試験では、EFが低下した心不全患者を対象とし、標準治療に加えてベルイシグアト、又はプラセボを投与する群に無作為に割り付けた。Khan氏らは...