BMIが高く、2型糖尿病を有するLVEFの保たれた心不全(HFpEF)患者において、SGLT2阻害薬とGLP-1受容体作動薬を併用することで、SGLT2阻害薬単剤と比較して、心不全増悪のリスクの低下が認められたことが、アメリカ、Lahey Hospital and Medical CenterのRushin Patel氏らにより、11月号のJACC: Heart Failure誌で報告された。
SGLT2阻害薬の投与を受けている過体重/肥満、糖尿病のHFpEF患者におけるGLP-1受容体作動薬

Patel氏らは、TriNetXリサーチデータベースを用いて、2型糖尿病を有するBMIが≧27kg/m²のHFpEF患者のうち、SGLT2阻害薬で治療され...