重度の大動脈弁狭窄症と複雑な冠動脈疾患を有する患者において、TAVR+PCIによる治療はSAVR+CABGによる治療と比較し、中央値3年の追跡でMACCE(全死亡、非致死性MI、再冠血行再建、脳卒中)の割合は同程度であり、再血行再建の割合はTAVR+PCIを受けた患者で高かったことが、カナダ、Laval UniversityのAlberto Alperi氏らにより、11月22日号のJACC: Cardiovascular Interventions誌で報告された。
複雑な冠動脈疾患を有する大動脈弁狭窄症患者におけるTAVR vs SAVR

Alperi氏らは、多施設において、重度の大動脈弁狭窄症と複雑な冠動脈疾患(SYNTAXスコア>22、又は非保護LM)を有する連続患者800人を登録...