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医師の“やりたい”と企業の“できない” ~STOPDAPT-3試験の現状より~

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近年、冠動脈へDES留置後の患者の管理において出血イベントのリスク抑制が大きなテーマとなっている。本邦で実施されたSTOPDAPT試験ではDES留置後3ヶ月の2剤抗血小板療法(DAPT)、STOPDAPT-2試験では1ヶ月DAPTを評価し、長期のDAPTと比較してアウトカムが良好であったことが報告された。

現在日本では、Xienceエベロリムス溶出ステントの留置を受けた出血リスクの高い(HBR)患者/ACS患者をアスピリン非投与群(プラスグレル単剤、1ヶ月以降はクロピドグレル単剤)、又は1ヶ月DAPT群(1ヶ月アスピリン+プラスグレル、1ヶ月以降はアスピリン単剤)に無作為に割り付け、1ヶ月の出血、及び心血管イベントを評価するSTOPDAPT-3試験が進行中である。本試験は、エポックメイキングな抗血小板療法のエビデンス創出に繋がることが期待され、国内だけではなく海外からも大きな注目を集めている。

テクロス臨床研究支援チームでは、STOPDAPT-3試験について研究実務担当者の夏秋政浩氏(佐賀大学医学部附属病院)に伺い、本試験の実施を通じて感じられている日本の臨床研究の問題点について語っていただいた。

STOPDAPT-3試験を実施するに至った経緯を教えてください。 STOPDAPT試験、STOPDAPT-2試験などの結果は2020年日本循環器学会...
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