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添付文書が全てではない!DOACの薬物間相互作用

動脈疾患患者や弁膜症患者における抗血栓療法については、近年ガイドラインのアップデートが続いています。中でも心房細動患者に代表される出血リスクの高い(HBR)患者に対する至適血栓療法については大規模臨床研究で検証が行われ、「2020年JCSガイドラインフォーカスアップデート版冠動脈疾患患者における抗血栓療法」1)ではPCI後の抗血栓療法について、日本版HBRの基準を満たし、且つ経口抗凝固薬(OAC)を服用している患者においては、入院中(2週間以内)は抗凝固薬とDAPTの3剤療法、その後、12ヶ月まではOAC+クロピドグレル/プラスグレル、12ヶ月以降はOAC単独に切り替え、OACは投与可能であればDOACが推奨された。このようにDOACの推奨が拡大しているが、今回はDOACの処方において留意すべき点について解説いただきました。

 

  1. 2020年 JCS ガイドライン フォーカスアップデート版 冠動脈疾患患者における抗血栓療法 https://www.j-circ.or.jp/cms/wp-content/uploads/2020/04/JCS2020_Kimura_Nakamura.pdf (2021年11月閲覧)
心房細動症例の血栓塞栓症予防等に使用される直接作用型経口抗凝固薬(DOAC)は、ワルファリンと比較して薬物間相互作用(drug-drug inte...
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