症例は70代女性、4ヶ月前に右SFAの閉塞に対しEVTが施行され、CFAからSFAにかけてELUVIAが2本留置されています。再度右下肢の間欠性跛行、ABIの低下を認め、下肢動脈エコーにて、CFAの血管外の方向にステントが留置されており、仮性動脈瘤が確認されました。CFAはステントjailによる狭窄、SFAは閉塞を来しているものの、施設、患者の事情により外科手術は選択不可能な症例です。
Q. 本症例に対する治療方針は?
- ステントストラットを拡張してCTO治療
- TAI(Trans Ankle Intervention)でCTO病変のみ治療
- ステント内にワイヤーを通過させる
演者: 橋本 政史 氏(高岡市民病院)
本動画はCPAC 2022より収録いたしました。
演者の所属先は放映時のものとなります。