北海道において、わずか数年で日本を代表する循環器専門施設にまで成長を遂げた札幌心臓血管クリニック。開院からのこれまでの足跡と、今でも進化を継続する将来構想についてを、CMOである藤田先生に語っていただきました。

講師:藤田 勉 先生(札幌心臓血管クリニック)

本動画は2021年9月13日にWEBシンポジウムにて放映した内容になります。
ライブ配信のため、画像・音声の乱れがあります。
演者の所属先は放映時のものとなります。

視聴者の対象

  • 循環器専門病院の経営陣(理事長、院長、副院長)
  • 組織のマネジメント層(科長、部長)
  • 企業経営者(副社長、社長)
  • M&Aに興味のある病院・企業経営者
  • 成長に悩むクリニック・病院の事務方

みどころ

  • 自らの理想とする医療を追求するためにとられたリスク
  • 自らが創ったものを破壊する勇気と新たに創造するパイオニア精神
  • 成長期にある中で新たな時代に向けた経営者としての決断
  • 医療のプロ≠経営のプロ
  • 組織が大きくなるにつれて必要となる病院経営とマネジメント

目的

本番組では、クリニック経営から病院経営へと舵を切り始めたSCVCの理事長、藤田勉先生の100年続く病院へと進化させるためにとった決断に至った経緯、そして、組織が大きくなるにつれリーダーシップからマネジメントへと移行せざるを得ない段階でグローバル企業と提携した同氏の真意を伝えることを目的としています。

背景

全国有数の症例数を誇る開設10年目の札幌心臓血管クリニック(SCVC)。順風満帆に見えたこの北の大地の循環器専門施設で病院売却の大きなニュースが突然飛び込んできました。「SCVCが身売りする!?」。成長期にあったこの施設が身売りするなど誰しも思いもしなかった中、理事長、藤田勉先生は一人、先を見ていました。組織が大きくなり、自ら創ったハートセンターを100年続く病院にし、地域の患者さんを救うという使命を全うするには、「経営」が必要である。自分自身は医療のプロであり、経営のプロではない。自分ができることは目の前の命を救うことで、これだけ大きくなった組織を運営し、さらに飛躍させるにはプロ経営者が必要であると判断し、アジア医療グループに参画し、新しい時代に向けたSCVCを創造する決意されました。この番組では、藤田先生の組織マネジメントとトップとしての決断に焦点をあて、今、環境の変化と戦う病院経営者に新しい示唆を提供します。