臨床医が論文を批評的に読むための道標がここに!
この番組では、海外の主要施設に留学し臨床研究の設計、並びに原著論文執筆経験が豊富な3名の臨床医をお招きし、彼らがどのような観点から最新エビデンスを読み解き、実臨床と照らし合わせているのかを議論していただきました。
本番組は前編、後編の2部構成となっております。
前編:イントロダクション、RIPCORD2試験
後編:STOPDAPT-2 ACS試験、TOMAHAWK試験
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▼RIPCORD2試験に対する松尾先生(岐阜ハートセンター)の見解はこちら >>
ファシリテーター:割澤 高行 先生(岐阜ハートセンター/聖マリアンナ医科大学)
講師:菊田 雄悦 先生(福山循環器病院)、森 敬善 先生(昭和大学藤が丘病院)
本動画は2021年12月に収録しました。
オンライン収録のため、画像・音声の乱れがあります。
演者の所属先は放映時のものとなります。
こんな方におすすめ
- 循環器領域で活躍する若手医療従事者
- 医療機器・製薬会社の営業・マーケティング担当者
- 論文を熟読する時間のない医療従事者
- エキスパートがどのような観点で研究結果を議論するか興味ある医療従事者
- 国際学会で発表、あるいは循環器領域のジャーナルでご自身の研究の投稿を検討している医療従事者
みどころ
- 原著論文執筆経験が豊富な医師は、学会発表のここを聞き、論文のここを見ている!
- 研究結果を鵜呑みにせず、試験の全体像から考えるだけの結果解釈からはもう卒業しよう!
- 論文の読み手が変われば解釈もここまで変わる
- 臨床研究と実臨床の橋渡しとなるエッセンスがここに!
目的
本番組では、海外の主要施設に留学し臨床研究の設計、並びに原著論文執筆経験が豊富な3名の臨床医をお招きし、彼らがどのような観点から最新エビデンスを読み解き、実臨床と照らし合わせているのかを議論いただきます。第一線で活躍する医療従事者の方々が欧米の最新エビデンスとどのように向き合えばよいかの示唆を提供することを目的としています。
背景
昨今、学術集会における発表や臨床研究をまとめた論文に対し、第三者が全てを鵜呑みにすることができなくなっていることは周知の事実です。故に、賛否が分かれるような研究結果を読み解くには、その研究の真偽を批評的な観点から見る目も必要になります。一方で、多忙を極める臨床医が限られた時間で最新のエビデンスの真偽を読み解くまでの時間はなく、残念ながら十分な解釈ができずに見過ごされている事実も現実としてあります。本番組では、原著論文執筆経験が豊富な3名の臨床医をお招きし、どのように最新エビデンスを読み解いて実臨床と照らし合わせているのかを探ります。