心不全は、患者の生活環境や背景の原因疾患などが複雑に絡み合う病態で、医師の匙加減が求められる領域でもあります。循環器専門施設では、どのようなことを重視して治療が行われているのでしょうか。Part 4では、循環器内科医が在宅医療を行う意義、得られるものついて解説いただきました。

講師:鈴木 頼快 先生(名古屋ハートセンター)

本動画は2021年12月に収録しました。
オンライン収録のため、画像・音声の乱れがあります。
演者の所属先は放映時のものとなります。

 

 

こんな方におすすめ

  • 他施設での診療に興味のある方
  • 心不全診療に関わるすべての医療従事者の方
  • クリニック開業を目指す循環器内科医
  • 心不全診療にこれから関わる医療従事者の方

みどころ

  • ここ20年間の心不全診療における変化
  • 再入院率を大きく分ける、診療で意識すべきポイントとは!?
  • 高齢化社会の心不全診療で意識すべきことは?

目的

本番組では、名古屋ハートセンターにおける心不全診療のポイントを解説頂くことで、変化の著しい心不全の診療のヒントとなる示唆を提供することを目的としています。

背景

進む高齢化社会。HFpEFなどの心不全に対する新しい概念。SGLT2阻害薬をはじめとする新薬の登場。心不全診療はここ数年で大きく変化してきています。一方で心不全は患者の生活背景や原因疾患などが複雑に絡み合う病態であり、画一的な治療が難しいため、医師による匙加減が求められる領域でもあります。意外と学ぶ機会が少ない他施設での心不全診療のポイントをご提供いたします。