現在の急性心筋梗塞へのPCI手技料は36万円ですが、外科系の学会から構成される外保連の試案では約77万円と試算されており、大きな開きがあることをご存じでしょうか。

「知らなきゃ変わらない!循環器内科医が感じる医療の不条理」シリーズでは、会員の皆様が日頃から抱く医療制度への疑問とその原因・対策について、全8回でお届けします。

第3回目は、「診療報酬PCIの手技料は誰がどう決めている?」のテーマに迫ります。是非ご確認ください。

講師:真野 俊樹 教授(中央大学ビジネススクール)

本動画は2022年10月14日に収録した内容になります。
演者の所属先は放映時のものとなります。

 

 

こんな方におすすめ

  • 循環器内科医一般
  • 病院経営者
  • 循環器領域で活躍する医療機器・製薬会社に勤務する人

みどころ

  • 手技料は誰がどのように決めている?
  • 手技料にカテ室の使用料、アンギオ装置の減価償却などが含まれないのはなぜ?
  • 日本は診療科による収入差は少ないが海外はどうでしょうか?

背景と目的

働き方改革、償還価格の下落、消費税増税などの外部環境の変化で医療領域は厳しい状況に直面しております。
医師として働いていて報われないと感じてしまうようなことの原因について、根底となる国の制度や医療政策を理解し、医療経済から対策についても探ってまいります。