バルーンカテーテルの償還価格は25年前の10分の1、薬剤溶出性ステント(DES)は20年前の3分の1まで下がりました。循環器医療を裏から支える医療機器関連企業は変革を余儀なくされ、医療現場にも影響が出てきています。一方で、改定により償還価格が上がった医療機器もあることをご存じでしょうか。この差はどこからくるのでしょうか。

「知らなきゃ変わらない!循環器内科医が感じる医療の不条理」シリーズでは、会員の皆様が日頃から抱く医療制度への疑問とその原因・対策について、全8回でお届けします。

第4回目は、「バルーン、ステント、DES 医療機器の価格設定は適正なのか?」のテーマに迫ります。是非ご確認ください。

講師:真野 俊樹 教授(中央大学ビジネススクール)

本動画は2022年10月14日に収録した内容になります。
演者の所属先は放映時のものとなります。

 

 

こんな方におすすめ

  • 循環器内科医一般
  • 病院経営者
  • 循環器領域で活躍する医療機器・製薬会社に勤務する人

みどころ

  • 医療機器はなぜ国が価格規制をするのか?
  • 医療機器の償還価格が上がることはない?
  • 循環器内科医の次なる働き方は?

背景と目的

働き方改革、償還価格の下落、消費税増税などの外部環境の変化で医療領域は厳しい状況に直面しております。
医師として働いていて報われないと感じてしまうようなことの原因について、根底となる国の制度や医療政策を理解し、医療経済から対策についても探ってまいります。