イギリスや北欧ではかかりつけ医にたどり着くまでにいくつものプロセスを経なければならないのに対し、日本では保険証があればフリーアクセスで格差なく医療機関にかかることができます。
また、人口100万人当たりのCTの設置台数、および、MRI設置台数は顕著に多く、手厚い医療が施されているようにも伺えます。
諸外国と比較して、日本の医療レベルは優れているようにも見えますが、その背景には何があるのでしょうか?

「知らなきゃ変わらない!循環器内科医が感じる医療の不条理」シリーズでは、会員の皆様が日頃から抱く医療制度への疑問とその原因・対策について、全8回でお届けします。

第7回目は、「日本の医療は優れている? 」をテーマに、諸外国との比較で見える我が国の医療の実力に迫ります。是非ご確認ください。

講師:真野 俊樹 教授(中央大学ビジネススクール)

本動画は2022年10月28日に収録した内容になります。
演者の所属先は放映時のものとなります。

 

 

こんな方におすすめ

  • 循環器内科医一般
  • 病院経営者
  • 循環器領域で活躍する医療機器・製薬会社に勤務する人

みどころ

  • 日本の医療レベルが優れてみえるその背景は?
  • 日本の医療で世界と比べて劣っている点は?
  • 日本が医療制度を維持していく上で国民の意識を変えないといけないことは?

背景と目的

働き方改革、償還価格の下落、消費税増税などの外部環境の変化で医療領域は厳しい状況に直面しております。
医師として働いていて報われないと感じてしまうようなことの原因について、根底となる国の制度や医療政策を理解し、医療経済から対策についても探ってまいります。