同じ病変の治療でも、術者により穿刺部位、使用するデバイス、バルーンサイズ、ファイナライズデバイスなどの治療方針は異なります。本コンテンツでは、EVTの手技経験豊富な4人の先生方の症例提示とともに、術者による異なる治療選択や解説をご覧いただけます。

第3弾は、SFAのDCB治療後の再閉塞症例です。
症例は、60代女性で、数ヶ月前から50mほどの歩行で左下肢に間欠性跛行を自覚し、左足趾の色調も不良です。しびれ、疼痛なども訴えており、ADLは自立しています。SFAにはびまん性にプラークが付着しており、ところどころ閉塞が確認されました。DCBによる治療後に間欠性跛行は改善したものの、6ヶ月後に再狭窄(PSVR 3.4)を認め、8ヶ月後に急激な間欠性跛行の悪化があり…

演者:
  • 上月 周 氏(大阪府済生会中津病院)
  • 杉原 充 氏(福岡大学)
  • 堀口 昌秀 氏(伊勢赤十字病院)
  • 加藤 太門 氏(信州大学)

本動画はCPAC 2022より収録いたしました。
演者の所属先は発表時のものとなります。