経皮的左心耳閉鎖術がもたらす心房細動患者への脳卒中予防と私達の未来

東邦大学医療センター大橋病院 原 英彦 氏

脳卒中予防におけるUnmet Need

国内の心房細動(AF)患者は70万人以上と推計され、近い将来、100万人を超えると予測されている1)。AFを有することで脳卒中のリスクが5倍以上に上昇することから2)、脳卒中を予防するために抗凝固薬としてDOAC、又はワルファリンが処方される。しかし、抗凝固薬は有用であるものの、死亡につながるような重篤な出血合併症のリスクがあり、薬剤の中止率が高いことが報告されている3)-6)。それ故、出血イベントを起こさずに脳卒中のリスクを低下させることが臨床のunmet needとして議論されてきた。

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